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猿はもっとも人間に近い動物です。 猿の社会は、つねに一匹のリーダーをトップに、秩序を保っています。大集団を牛耳って、ボスとしての地位を維持するためには、知恵と体力と魅力が必要です。 十二支では、さる年に「申」という字を当てていますが、これは「シン」、「のべる」、「かさねる」と読みます。この「申」に「イ」をつけると「伸」となるように、伸びるという意味もあります。伸びるとは、人が才能、個性をぐんぐん成長させることであり、また、伸縮自在、柔軟性のある考え方、行動も意味します。 ★十二支では、第9番目に位置しています。 ★方向では西南西を意味しています。 ★一日の時間帯では、午後4時頃(午後3時から午後5時までの間)で、太陽が西に傾く頃にあたります。 ★季節でいえば8月、稲の花が咲き、おしべ、めしべが結びついて、まさに結実しようとしているときです。稲妻が走り、強い風が吹いて、おしべ、めしべの交配を助けます。
さる年生まれの人は、タフであり、リーダーになる要素を持っているのです。またさる年生まれの人は、ひと目に立つことを好みます。人目を引くための演出や表現には、いかにも才をきかせたオーバーさ、派手さがあります。 恥ずかしいとか、照れくさいといった感情とは縁の遠い人です。また、寛容さ、雅量があるために人が周囲に集まります。 家庭主義で、両親、妻子には、思いやりの深い人です。それに、情愛の面でも、なかなか細やかさを持っています。 これらの性格をフルに生かして日本歴史上の風雲児となったのが、関白秀さまです。目上の人の心にとりいる卑屈なまでの人なつっこさ、部下や敵をふやつる人心操縦術にみる彼のエピソードの数々は、まさに、さる年生まれそのものです。 基本的には、さる年の人は、才知に長けた、すばらしい頭脳の持ち主です。ただ、注意しなければならないのは、小成に安んじる傾向があることです。 才能を世間にもてはやされて有頂天になり安心してしまうのでしょう。こうなると、小才(こさい)のきいた人間で終ってしまい、重宝がられるかわりに大成は望めません。
さる年生まれの人の運勢は、ありあまる才能が、若いうちから社会に認められ、頭角をあらわいます。 「申」が、充実のはじまる頃に当たるだけに、洋々たる運勢に恵まれているのです。 中年にさしかかるころには、社会的地位も確立し、財産も築いて、満ち足りた人生を送ることができます。ただ、あくまでも小成に安んぜず、つねに目標を先にかかげて前進することが必要です。 また、短気に走らないこと、あまり大言壮語して、他人の反感を買わないように注意してください。 動物の猿のオスは、なんといっても精力絶倫であり、それがそのまま人間に適用できるわけではありませんが、さる年の男性には、たしかにタフな人が多く見られるようです。 さる年生まれの女性は、一家のかなめとして家庭を守り、夫に何の心配もなく仕事に専念させるしっかり者の奥さんです。 かといって、かかあ天下ではなく、内でも外でも夫をたてる分をわきまえた人です。たくさんの子どもを生み、それぞれりっぱに成長させます。 中年以後は、その子どもたちが、みんなで、なにかと力になってくれて、安楽な、幸福な一生を送ることができます。 ただ、ひじょうに性格の違った結婚の場合は、再婚の可能性もありそうです。 以上がさる年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じさるでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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