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十二支では、いぬ年に「戌」という字を当てはめ、「ジュツ」、「いぬ」と読みます。この戌は動物の犬にあたります。 この戌という字は、戌(じゅ)にも通じ、「人」が「矛」を持っているという意味です。犬は人間が狩猟をして暮らしていた原始時代からのよき共同生活者であり、友だちでした。 犬にとっても、人間のそばにいれば、必ず食事にありつけるという関係は、大昔から今まで変わりありません。たとえば、セントバーナード犬は、山中の僧院に飼われて、雪の中の伝令、道に迷った旅人の困難を救っていました。現代でも、極地探検になくてはならない動物です。 また、失明者のための盲導犬、西部の大平原ではカウボーイのよき協力者として活躍しています。 犬は人間に飼いならされることによって、「人間の最良の友」と言えるほどに、忠実で、愛情を理解する人懐っこい動物になったのです。 ★十二支では、第11番目に位置しています。 ★方角では西北西を意味しています。 ★一日の時間帯では、午後8時頃(午後7時から午後9時までの間)です。 ★季節でいえば10月、神無月。野も山も絢爛と寂しさが隣り合わせているような凋落の前の美しい季節です。
上記のように犬の性格を反映して、いぬ年生まれの人にも、自分の主人や、尊敬する先生には、どんな自己犠牲もいとわず、あくまでも忠誠を尽くす心があります。 大は、天下国家に対するものから、小は、友人に対するものまで、変わりありません。 いったん、心を許した友人には、一生変わらぬ友情を持ち続け、けっして裏切ることのないのが、いぬ年の人なのです。 また、つねに活発な行動性と、屈託のないようすで、素直に人について行く性格は、特徴的です。犬が嗅覚に鋭敏なように、直観力もするどく聡明な性質です。また、もののはずみで、ときにのぞめば、やや無謀とも思われる行動を敢行する人です。 いぬ年の男性は、子どもをよくかわいがります。動物のなかで、オスが育児に参加するのは犬科だけなのです。 また、女性は、たいへん魅力的で、愛情に敏感であり、表現も率直です。そのために、だいたい早婚で、そのほうが幸福になれるのです。 結婚してからも、家にじっとしているのが嫌いで、結婚前の職業を続け、外で活躍したがる人です 。また、がんらいは器用なのですが、どうも家事は苦手のようです。 愛情面では、人当たりのよさがあり、軽い気持ちで、だれでも友だちになれる人が多いようです。また、自分の身近にいる人に親しみを感じるので、社内結婚のケースが多いようです。
いぬ年生まれの人は、守りをモットーにするタイプですから、脇役でいるときは、実力以上の伸びを見せる人が多いのです。 とくに、若いすべり出しの時期は、目上の人に従っていれば重宝がられて好調です。しかし、35歳をすぎてからトラブルがあります。 この難関を切り抜けるのは、誠実さとチャンスを逃がさず、つかむ冷静沈着さです。 ここを通り越せば、そのあとに、もう一度運が開け、こんどは主役に躍り出ることができます。 以上がいぬ年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じいぬでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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