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うさぎ年をあらわす卯という字は、「ボウ」、「う」、と読みます。 ★十二支では、第4番目に位置しています。 ★方向では真東を意味しています。 ★一日の時間帯では、午前5時から午前7時までの間。 ★季節でいえば春3月。弥生です。これは万物が生い茂るというときで、若芽が出始めた頃です。 卯には「おかす」という意味があり、これは雪の中から地殻を破って、黄色い芽が出始めることです。また、一日のはじまりに太陽の光が、差し始めるころです。 この卯に、十二支では、兎をあてました。兎は、十二支の中では弱いほうの動物です。ちょうど、地平線から顔を出した朝日のように柔らかいムードを持っているのです。
うさぎ年生まれの人は、このように、非常に柔軟性に富んでいます。敵をつくることを、何よりも嫌い、すべての人を味方に引きこまずにはおかないような柔らかいムードを持ち、人の心をつかむ才能があるのです。 また、外見はとくにダンディでなくとも、清潔感にあふれた好紳士が多いのです。愛嬌があり、人をそらさぬ会話のうまさがあります。 うさぎ年の人には、確かに、おとなしいタイプの人が多く見られますが、それでも、たんにおとなしいだけかというと、けっしてそうではありません。 情報を集める勘のよさと、敏捷な行動力を持ち、いったん決めた計画は、それ以上ああでもない、こうでもないといじりまわすことはしない性分です。やろうと思い立ったら、すぐに行動にうつらなければ気がすみません。 ふだんでも、働きもので、何もせずにじっとしていることは嫌いです。また、着るもの、食べるものなど、細かいところには、ひどく神経質です。 うさぎ年生まれの人がイエスマンであるという印象は、どうしてもぬぐえません。あまり強い自己主張がないのです。だれにもかわいがられ、重宝がられることをねたまれがちです。 敏捷な行動がときとして、軽率さと結びつくことがあるのも、その一つの原因でしょう。ですから、自分の専門分野をしっかり定め、スペシャリストとなって、そこで、確信にみちた発言をする積極性を持つこと、それが、うさぎ年の人の限界を破る道でしょう。
うさぎ年生まれの人の運勢は、きわだって波のない運勢です。 ゆるやかに上向いた、平穏な人生を送ります。30歳過ぎに、そのカーブのゆるさにいらだって、転職を考える人もありますが、ここは、がまんのしどころです。 柔軟性があり、器用で外向的なだけに、かえって迷いが出て、つぎからつぎへと職を変えることになるおそれがあります。このことは、すべての誘惑に弱さを持っていることにも通じます。 変動をあえて求めないのが賢明です。地道な生き方をすれば、経済的にも中程度の生活が保証されます。 愛情面でもやや移り気なところがあるようです。 うさぎ年の男性は、マイホーム型です。郊外に家をかまえ、芝生をうえて、室内装飾に凝る生活です。非常にマメなたちで、日曜日には、奥さんの守備範囲にまで立ち入って仕事を捜します。それだけに、おっとり型の奥さんといっしょでないと、うんざりされることもあります。 ただ、結婚するまでは年上の女性に愛される傾向があり、その問題を片付けておかないと、あとになってごたごたが起こります。 女性は、鋭い色彩感覚に恵まれており、ムード派です。そして、ホステス役、世話役として重宝がられる人です。 うさぎ年の人は、男女とも多産系ですが、女性は、じっさいに子どもを生む能力のある期間は、比較的短いようです。また皮膚感覚が鋭敏なのも、男女に共通した特徴です。 以上がうさぎ年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じうさぎでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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