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虎は寅という字を当てており、寅は、「イン」、「とら」、「つつしむ」などと読みます。 ★十二支では、第3番目に位置しています。 ★方角では東北東を意味しています。 ★一日の時間帯では、午前4時ごろ(午前3時から午前5時までの間)。 ★季節でいえば2月。木の枝の新芽が、陽春を待って活発な細胞分裂を繰り返している時期。 虎は、広い行動範囲を持っています。「千里行って、千里帰る」といわれるほどの、広い生活の縄張りを確保する力を持っているのです。 また、「虎は千里の藪に住む」ということわざがあります。才能に恵まれた者は、せまくるしい、つまらないところに、いつまでもいるものか、という意味です。青雲の志に燃えた若者が大望を抱いてせせこましい郷里を飛び出すときに、自分を虎にたとえていう捨てゼリフです。 ともかく独立心が旺盛で、単独行動をとり、仲間意識のないのが、とら年生まれの人の特徴です。
とら年生まれの人には、上記のような性格が表れています。 用心深いが、心の底は楽天的で、どんなにあたりが暗くても、「太陽は必ず昇る」という信念を捨てません。 いったん言い出したことは、絶対に後には引かない強引さがあり、ものごとを一気にやり遂げなければおさまらない性格です。 ときには、これが行き過ぎて、後戻りをやむなくされるときもあるでしょう。しかし、竹を割ったような気性は、少しぐらいの失敗には、グチもこぼさず、新しい勇気を奮い起こして、笑って難関を突破する頼もしさがある人です。 それだけに、世間の風当たりは、そうとう強いということになるようです。しかし、最後には、けっきょく勝者になるのです。少なくとも、その信念を捨てない人です。 とら年な生まれなのに、まるで借りてきた猫のようにおとなしい人がいます。しかし、こういう人も、じつは、正真正銘のとらです。獲物を狙う虎は、音を立てず、背を低くして、草むらにかくれて走ります。 おとなしそうに見えるとら年生まれの人は、野望を胸の奥深くしまいこんで、虎視眈々とチャンスをねらっているのです。 また、ほどよい酒で愉快になり、豪放磊落(ごうほうらいらく)を見せるのはけっこうですが、量をすごせば、いわゆる大トラになり、とらが持っているべき用心深さを忘れてしまいます。
とら年生まれの人の運勢を見ると、とら年はなかなか強い運勢を持っています。若いときから成功運に乗ることが多いのです。しかし、あまりにも自力をたのみすぎるために、長く続かず、大きな浮き沈みがあります。 途中で大きな障害に出会うのですが、その困難を切り抜けて初めてほんとうの成功を手にすることができます。 ところで、とら年の男性はきわめて多忙繁多な人で、家庭に落ち着くことが少ない人です。それだけに、自分が外で心おきなく行動し、活躍するために、家庭をしっかり守ってくれる女性を求めるのです。 自分の収入は、家計をまかなう限りの分しか奥さんに渡さない、という人が多いようです。残りは、全部自分のために使ってしまいます。 女性は貞操堅固で、自立性が強い人が多いようです。経済的に余裕があっても、自分の才能を伸ばすために共稼ぎをするタイプです。母親としても、たいへんりっぱな母親になれます。 女性は、理論派が多く、議論好きな人が目立ちます。 以上がとら年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じとらでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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